アフターフォロー
音の調整
当工房では、楽器が入荷された際に最適な調整技術を施すことで、店頭で試奏される時(購入前)から最良の状態となっています。
購入される際に、弦高の調整など多少の調整作業が必要となる場合がございますが、入荷段階で適切な調整がなされているので、購入前の試奏段階と購入決定後の調整作業で、悪い方向性での大きな音色の変化が出ることはありません。
楽器は弾き込んでいくと、成長するように響きが変化していきます。
ときには、予想もしない不安定な響きが出てくる時もございますが、そこは調整作業で、音の響きを安定させることができます。
季節の変わり目
木製のコントラバスは温度、湿度などの環境の変化にとてもデリケートな楽器です。
高温多湿になりやすい6月の梅雨シーズンと乾燥の時期を迎える10月は、木製楽器が1番変化しやすい時期となります。
湿度が高くなることで、ペグ(糸巻き)が緩んでしまったり、弓の毛が伸びてしまったりと、音色に変化が出てしまう原因につながります。
気づかないうちに歪みや狂いが発生して、急なトラブルが起こる前に、定期的なメンテナスをおすすめしております。
「音がぼやけて聞こえる」「濁った音が出る」など違和感や気になる点がございましたら、お気軽にご相談ください。
どんなメーカー・年式でも対応可能
国内外のメーカーのコントラバスでも、修理・調整の対応が可能です。
20年間の修行の末、現在は独立してコントラバス専門の工房を構え、多くの音楽機器を取り扱ってきました。
長年の経験で培った技術・知識を活かした、丁寧な作業と細やかな調整でお客様の大切なコントラバスを安心してお任せいただけるような環境を整えています。
作られて100年以上経っている古いものなど年式に限らず、修理・調整のご依頼も承っております。